“挑戦なくして成し遂げられた偉業は一つもない”

“挑戦なくして成し遂げられた偉業は一つもない”
皆さんは,この言葉をご存知ですか。私は数年前にあるTV番組からこの言葉を知りました。それはは1998年の長野オリンピックのスキージャンプ競技でテスト・ジャンパーを務めた高橋竜二さんの言葉です。厳密に言えば高橋さんのお父様が高橋さんに送られた言葉のようです。高橋さんは生まれつき耳が聞こえませんでしたがお父様との二人三脚で長野オリンピック直前に行われたSTV杯では130mの特大ジャンプを飛び優勝されました。しかし高橋さんは代表には選ばれませんでした。
しかし高橋さんは長野オリンピック会場にテスト・ジャンパーとしていました。25名の方々で形成され,その中には西方さんという元代表の方もいらっしゃいました。テストジャンパーは本当に大切な役割があります。特に長野では天候が悪く,このテストジャンパーの方々の存在と努力がなければ日本は金メダルを取れなかったと言われているそうです。25名の中にはもちろん西方さんのように代表に選ばれてもおかしくない実力をお持ちの方もたくさんいらっしゃったようです。もちろんその中の一人が高橋さんでもあります。
長野オリンピックの前に長野県の小学生達から手紙が届き,その手紙にこんな言葉で返されたそうです。

「運命はあきらめるな」とお父さんが、そしてお母さんが僕に教えてくれた。
・・・・・思いは力だ。夢は必ず現実となる。
・・・・・僕は今、生きている。みんな僕を見てくれたか。
・・・・・挑戦なくして、成し遂げられた偉業はいまだかつて一つもない。

4位という1回目のジャンプでトップのオーストリアに10数m離された日本の2回目のジャンプを飛ばせるために高橋さんを始めとした25名のテストジャンパーは決死の覚悟で悪天候の中を飛んだそうです。決して記録に残るわけでもなく,誰からも拍手される事もないのに。

涙が出ました。いいですね,やっぱりスポーツは。
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by kaz_ather | 2010-02-16 13:19 | kaz_ather
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